「私の出合った日本百名山」 他の山々

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help リーダーに追加 RSS 高ドッキョ (1134m)静岡県静岡市・山梨県南部町   [静岡百山 ・ 山梨百名山]

<<   作成日時 : 2008/12/13 20:48   >>

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第241号 2008/12/13 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 12月も中旬になりした。またまた、比較的暖かな日が続いています(明日からは
寒くなると言っていますね)。みなさん健康に留意して、今年を乗りきってください
ね。

 前号では、『まぐまぐメルマガ大賞2008』へのご協力ありがとうございました
。制作者は投票できないので、投票の仕方が十分分からずご迷惑をおかけしました。
お許しください。ご協力、ほんとにありがとうございました。発表は12月17日だ
そうです。結果を楽しみにしています。


 今回紹介する山は、静岡の百山・山梨百名山である「高ドッキョ」1134mです
。この山は静岡県静岡市清水区の北にあり、山頂が山梨県との県境になります。
「高ドッキョ」と変わった名前で一度聞いたらわすれられないですね。
 この名前を大学時代に聞き、ずっと頭の片隅にあったのですが、ようやく登ること
ができました。私の登頂した20日後に遭難しそうになって救助された人の話も書き
ましたので、合わせてご覧ください。



【今週紹介する山】


 高ドッキョ (たかどっきょ 1134m)  

         静岡県静岡市・山梨県南部町   [静岡百山 ・ 山梨百名山]


 私の印象は

 「大学時代から気になっていた山にようやく登れた静かな山を楽しんだ

                               高ドッキョ」



【歩いた日】     2008年10月18日(土)


【天候】        晴れ


【コース及び時間】

静岡市湯沢9:51発−10:08登山口−(直登)−10:30登山道10:35

−10:53湯沢峠10:58−11:30富士山展望所11:37−12:14清

水港方面展望所−12:18東峰(分岐)−12:21高ドッキョ〈1134m〉1

2:33−12:34東峰(分岐)−12:55清水方面展望所−13:31樽峠1

3:35−13:46樽ヒュッテ分岐−14:02樽峠登山口


 【登り(板井沢から)2時間13分  下り(樽峠登山口へ)1時間25分 

                          合計 3時間38分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 「高ドッキョ」
不思議な名前である。聞いただけでは山の名前とは思えない。
若いときに買った本「静岡県 駅からの日帰りハイク新撰100コース(静岡新聞社
)」等にも出ていて記憶の片隅にいつもあった山である。

 今回、清水方面に行く機会があったので改めて、資料を見ると『山梨百名山』と『
静岡の百山』では「高ドッキョウ」となっている。
『静岡県 駅からの日帰りハイク新撰100コース(静岡新聞社)』などのかなり前
の本では「高ドッキョー」、そして最近の静岡県内のものは「高ドッキョ」である(
私の見たものは)。
 私はあまり名前にこだわらないのでどれでもいいが、山頂の表示は2種類あったの
には少々びっくりした。
静岡県版(県内の山にはこの黒い表示がよくある)では「高ドッキョ」、すぐ横に山
梨百名山の表示があり「高ドッキョウ」である(写真4)。
静岡県人なので、今回の山のタイトルは「高ドッキョ」とした(正確にはどれが正し
いか私には分からない。いろいろなHPには3つの名前でそれぞれ書かれていた)。

 もっとも、埼玉県にある二百名山「和名倉山(2036m)」は、「白石山」とい
う全く異なる別名を持っている。
和名倉山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama192/yama192.htm

 山は裾野が広く、生活地からその山を見上げその土地土地でいろいろの名で呼んで
いただろう。
それを、誰かが統一し1つの名前になった。しかし、統一しきれなかったところは2
つの表示があったりする。
 地方では今でも地図の表示とは違った呼び方で呼んでいる場合も多いだろう。

 あの有名なシェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」も、かつては「ロミオ
」ではなく「ロメオ」と表示されていたりする。外国語を日本語に取り入れるときは
表示が変わることも多い。
 私がかつて少し暮らした台湾の首都「台北」は、アナウンサーがいうのを聞いてい
ても(タイホク)と言ったり(タイペイ)と言ったりする。漢字を日本語読みすれば
「タイホク」であるが、現地の発音に近い表示は「タイペイ」である。

 魚の名前はもっと生活と結びついていて、地方によって呼び名が違うのは多くの人
が知っている。例えば、ブリの呼び名は地方で違うばかりか、その大きさによっても
4つの呼び方があったりする。

 少し横道にそれた。

 「高ドッキョ」とはどんな意味だろうか。前々から疑問であった。
「ドッキョ、ドッキョウ」とは「読経」の意味で、高いところからお経を唱える声が
聞こえた、 ということから「高ドッキョウ」というようになったという説や、 峠が
なまってドッキョウと言うようになった説などあるそうだ。清水区少年自然の家記に
は、「昔、この山の山頂の平らなところに修行僧が集まり、高らかに読経を唱えてい
た声が大平部落まで聞こえたという。高いところから聞こえてくる・・・がなまって
高ドッキョウと呼ぶようになったと言い伝えられている」とあるそうだ(静岡県登山
・ハイキングコース143選、静岡県山岳連盟編集より)。

 「高ドッキョ」はいくつかの登り口がある。西にある安倍川から登り青笹から来る
方法もあるし、徳間峠から来る方法もある。もちろん、山梨百名山でもあるので山梨
県南部町の石合や南又から登ることもできる。
 私は時間の都合もあり、国道1号線を清水から国道52号線に入り、但沼から入っ
た中河内にある湯沢から登り樽に下りるコースを選んだ。
 2つの集落は例によって自転車で移動することにした。(樽峠への道は25000
分の1の地形図にも登山道が出ているが、湯沢からの道は載っていない。私が参考に
した本はかなり昔の本でコースが荒廃していないか、少し心配ではあった。)

 10時半過ぎ、中河内に着き、樽峠登山口に自転車を置いてきた。そして、中河内
から湯沢に向かった。道路は工事中でショベルカーが作業する合間に私の車は通過し
た。少し行くと、作業人の車を止めてあった空き地があったのでそこに車を止め歩く
ことにした。下山後、自転車を押しながら登っていくのは少し大変なのである。

 11時少し前、出発した。
湯沢川に沿って舗装道を歩いていく。両側は茶畑が広がり、所々に民家もある。
柿の葉っぱが赤茶色づいていたり、青いイチジクが鳥に食べられないようにオレンジ
色のトラの空気を入れたビニル人形があったりと、この地域の自然と人間の関わりを
楽しみながら進んで行った。
 ソバの花も咲いていた(写真1)。

 私は蕎麦が大好きで、JRの駅でお腹がすくと立ち食いでよく天ぷら蕎麦を食べた
ものだ。
最近はJRはほとんど乗らないので立ち食い蕎麦を食べる回数は減ったが時々食べた
くなる。
そんな時は、静岡ならではの「桜エビのかき揚げ天ぷら蕎麦」を食べたりする。

 20分近く歩くと、小さな沢沿いに「湯沢峠、出羽」という小さな矢印があった。
アルペンガイド13 「 駿遠・伊豆の山(山と渓谷社、2000年発売)」では、出羽
方面に尾根道を登っていく感じの道が書かれていた。
(これを信じて登って行こう!)と、沢岸の細いコンクリートの上を歩いていった。

 歩いていくと、ワサビ田の跡があり、植林された杉林の手前で歩くことができなく
なった。
沢も終わり、山道は全くないからである。
もしかすると入口の民家の脇に尾根に出る道があったかもしれないとも思ったが、杉
林の中を見ると杉の木の所々に赤いタフロープが巻いてあるのが見えた。
林業従事者の付けたものかもしれないが人が登った形跡あり、ということでそのまま
進むことにした。

 初めはまあまあ普通に登れたが、かなりの急な登りである。
間引きされ倒れた杉の木をまたいで登って行く(写真2)。

 20分余かかったが、ようやく登山道に合流した。
その登山道がどこの部分なのか分からなかった。
高ドッキョへの分岐、湯沢峠を過ぎて「出羽」に向かっている道なのか、まだその手
前なのか・・・。

 歩いた時間と自分の感覚からもう湯沢峠を過ぎた登山道だと思って、登山道を右に
進んだが引き返した。
思ったより時間はかかったが、それほどは進んでないと思い直したからだ。

 20分ほど進むと、湯沢峠に着いた。
やはり、それが正しかった。登り切ったところは湯沢峠で、そこには峠や「湯沢」を
示す手作りの標識があった。
有名でない山を歩くときの合っているかどうかな、という不安な気持ちがさっと消え
る喜びはあるが、心臓には良くない場合もある。

 実はこの手前で、どちらへ進んだらよいのかちょっと迷った箇所があった。
踏み跡の多い方に歩いたら峠に出たので良かったが、・・・。

 私が歩いてから20日後の11月10日に、この「高ドッキョ」で遭難しそうな事
故があった。
74歳の男性で但沼までバスで来たが乗り継ぎがなく歩いて樽峠に入り、高ドッキョ
を越えた辺りで日没(私とは反対からの入山である)。家族に携帯で連絡し17時半
、救助を依頼。その際ポイント番号25にいる、と連絡があった。しかし、消防でも
ポイント番号がどこを指すのか分からなかったそうであるが、関係者に問い合わせ調
べたところ、「高野槇分岐」であることが分かり、徳間峠登山口を21:00に出発
し現場着は22:05。途中から背負って下り、午前2時林道着。救急車で病院に運
ばれた。
 助かって良かったが、前号で書いた「観音山周辺」にも少年自然の家で設置したこ
のポイント番号があり、小学生の読図や位置確認に利用されている。また、一般の山
でも取り入れられていて、遭難等の時その番号を連絡するように書いてあるのも見か
けることが多くなった。
 最近登った山では、大阪の「金剛山」にあった(近い内にHPにアップする予定であ
る)。
 今回の「高ドッキョ」ではポイント番号が自然の家だけの物で消防や一般の人達の
ものになっていなかった、というのが残念ではあった。もし、消防が知っていれば、
かなり早く助けることができ、病院に運ばなくても済んだであろう。
観音山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama240/yama240.htm

 ただ、この男性にも大いに問題がある。
下調べが十分でなかったので、登山口までバスで行くことが出来ず、車道をかなり歩
くことになった。そのため、日没の早い秋ということもあり途中で暗くなってしまっ
た。また、この男性は普通の皮靴で薄いジャンパーという服装で、雨具やヘッドライ
トは持っていなかった。また、自分の体力とコースタイムを知っていれば日没になる
こともなかったであろう。
 こんな事にならないように私たちも気を付けたいものである。

 11時少し前、地蔵のある湯沢峠を出発し山頂に向かった。
日なたでは結構クマササが伸びていて歩くのに苦労した。そのクマササは杉林の中に
も少し進入していた。
所々に「清水市少年自然の家」と書かれた先端が赤く全体が白い杭がある。この杭が
あると子ども達は安心して歩けるであろう。
但し、静岡市と合併してから5年も経っているのにまだ清水市のままとは・・・。

 湯沢峠から30分ほど登ったところに、「富士山展望所」という小さな標識があっ
た。
そこからは、運良く、写真のような富士山が見えた(写真3)。

 このような「展望所」がコース上に3カ所あった。それが書かれた小さな木の札か
ら、きっと、自然の家で付けた名前だと思うが、一息つくのにはありがたい。

 植林された杉林の中を進む。
30分余登ったところに「清水港展望所」があった。かなり高度を稼ぎ、山頂に近い
高度になってきている。
 そこから少し歩くと、「東峰」であった。このピークは全く展望のない木々の中に
あった。
ここは、樽峠への分岐にもなっている。地図からの山頂は近いのでそのまま進む。

 12時半近く、標高1134mの高ドッキョ山頂に着いた(写真4)。
山頂の木は切り払われ青空が見えているが、周りは全部木に覆われ展望はない。
写真のように中心には2つの標柱が立っている(前述のように書かれている字は少し
違う)。
1つは静岡県の山に多い、黒い丸い木の字を書いた物で、もう1つは山梨百名山の立
派な物である。
山頂で前者を見ると静岡を代表する山に登ったという実感が湧き(例えば、NO23
3浜石岳)、後者を見れば海のない山梨県が山にお金をかけ力を入れているのを感じ
る(例えば、NO148富士見山)。
浜石岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama233/yama233.htm
富士見山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama148/yama148.htm

 山頂でたくさん転がっている丸太の1つをいすに昼食を取り、その後、下山を開始
した。
東峰からは樽峠に向かう。
山頂付近の日溜まりには、咲き始めたばかりのリンドウがたくさん咲いていた(写真
5)。
すぐに寒くなり雪が降る、短い夏しかない3000m近い高山ではリンドウは夏に咲
くので私の感覚としては夏の花であるが、本来は秋を代表する花である。若いとき、
高山歩きでよく見かけていたので、どうもそう思ってしまう。

  何の木か忘れたが真っ赤に熟した小さな実やもう紅葉を過ぎ落ちた葉もあった。
ほかにも、ちょうど黄色く色づいた葉が陽に照らされていた(写真6)。
それらが、山歩きを楽しませてくれた。

 山頂から20分余で清水方面展望所に着いた。
南側が開けているが遠くは霞んで見えなかった。

 ロープの付いた急坂を下り、なだらかな道になる。
アザミがたくさん咲いている。
前にも書いたが、なだらかな山歩きは気持ちがいい。

 樽峠に近いなだらかな所は山梨県有林のようである。
「ここは山梨県有林です。FSCの森林管理認証を取得し、環境に配慮しながら管理
経営しています。」という看板が木に取り付けられていた。

 13時半過ぎ、樽峠に着いた。ここから山梨県南部町石合にも行くことできる。
峠には壊れかけた木の道しるべがあった。
そこで少し休んでから下った。

 峠から10分ほど行くと「樽ヒュッテ」という矢印があった(その手前には水場が
あり、おいしくいただいた)。
山道のすぐ上にヒュッテはありそうあったが、山道からは見えなかった。
立ち寄ろうか迷ったが、やめにした。

 最近、イノシシの掘った跡がある山道を見たり、手入れが不十分のワサビ田を見た
りしながら下っていった。
樽峠から15分ほどで樽峠登山口に着いた。
入口の茶畑では老夫婦が形を整えるために茶の木を刈っていた。

 前述したように樽峠登山口からは朝置いた自転車で坂道を下り、10分で車に戻る
ことができた。
約3時間半の静かな山歩きをすることができた。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/hyaku-dindex.htm


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クは72%も低かった。心臓病や岩による死亡は差がなかった」という結果が出てい
ました。おもしろいことに「女性では差ははっきりっしなかった」そうです。

 前から書いていますように、「楽しく生きる」。言い換えれば、生きがいを持って
生きる。それが実証された感じです。女性はなぜ差がなかったのか、それは分かりま
せんが女性だって生きがいを持って楽しく生きることが多くの面でプラスになること
はデータの裏付けがなくても明確です。
 さあ、2008年の年末です。今年1年、生きがいを持って楽しく生きることがで
きたか、振り返ってみてください。
 そして、来年の生き方を考えてみましょう。

 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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 ホームページ http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm

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